[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]僕の経験をもとにお話するよ[/word_balloon]
アルバイト・フリーターという不安定な仕事から、安定した正社員になりたいと考える人は少なくないと思います。
僕も、新卒で3年ほど石油製品の営業職をした後、5年間フリーターをしながらバックパッカーをしていました。
30歳手前になり、フリーターはさすがにヤバい!と思い正社員として就職したいと思うようになりました。
今後、需要が伸びそうな資格を取りたいと調べていたときに言語聴覚士という仕事を知りました。
医療系国家資格としては新しく、有資格者数が少ないものの、どこの病院でも求められる職種なので、就職で困ることはほぼありません。
実際に就活を行いましたが、競争率が低いので望めばすぐに就職ができました。
そんなあまり知られていない国家資格である言語聴覚士になるまでの方法をご紹介します。
言語聴覚士とは
どんな仕事?
リハビリをする医療系専門職です。
・食べ物がうまく食べられない方
・発音がうまくできない方
・言葉が出てこない方
・難聴の方
どこで働いてるの?
『病院』『老人ホーム』などの医療・福祉機関で働くことが多いです。
一般企業だと、補聴器や人工内耳メーカーで営業として働くこともできます。
数は少ないですが、小児の療育施設で発達障害の支援をしている方もいます。
言語聴覚士になるには、最短2年間
最短で言語聴覚士になるには、昼間の専門学校もしくは大学で2年間学ぶというのが最も速いと思います。
カリュキュラムが詰め込まれるので勉強は大変ですが、学費が抑えられる、早く就職してやり直せるのでおすすめです。
国から支援を受けられる
通う学校を決める前に知っておいてほしいことがあります。
それは、専門実践教育訓練給付金制度と教育訓練支援給付金制度という2つの制度が利用できるということです。
簡単にこの制度を説明すると、国からお金をもらいながら資格が取れるという制度になります。
それぞれの給付金については以下の通りです。
・教育訓練支援給付金:卒業までの間、失業保険の8割程度が2ヶ月に1回支払われる。
専門実践教育訓練給付金は支払った学費の50%(年間上限40万円まで)が1年の間に支払われます。
また、卒業後1年以内に資格を取得して就職できた場合、追加で学費の20%(上限16万円)が追加で支払われます。つまり、最大で学費の70%が国から支払われるということになります。
教育訓練支援給付金は、失業保険の延長のような給付金になります。退職すると会社都合の場合3ヶ月間の待機期間を経て、失業給付が支給されると思います。
この制度を使うと失業給付の支給期間が終わったと同時に、教育訓練支援給付金に切り替わります。
卒業までの間、失業給付の8割程度の金額が2ヶ月に1回振り込まれるようになります。
僕の場合だと、アルバイトで総支給が18万円程度だったので、2ヶ月に1回18万円ほどが振込まれていました。
つまり、この制度を使えば実質タダに近い金額で国家資格が取得できるという大変ありがたい制度になります。
また、この制度は言語聴覚士の資格取得だけに適用ではありません。
厚生労働省が認可している学校で取得できる国家資格であれば適用となるので、他の資格取得でも利用できます。
ただし、利用するための条件がいくつかあるので注意が必要です。
・離職後1年以内
など
細かく記載されています。
そこまで厳しい条件ではないので、この制度を始めて利用する多くの人は利用することができるはずです。
なので、在学中のお金の心配は生活費だけになるので、実家から通えるのであればかなり安く資格取得ができると思います。
僕は、実家から遠い場所にしか学校がなかったので、2年分の生活費がかかってしまいました。かかった費用は学費と同じくらいだったので、300万円くらいだったと思います。
この制度を利用するとアルバイトができなくなるのが唯一のデメリットだと思いますが、アルバイトしながら、2年のカリキュラムをこなし、国家資格に通るのはかなり大変なので、この制度を使うのが最も効率が良いと思います。
言語聴覚士になってみてどう?
就職先によって労働環境が違うので、人それぞれだと思います。
僕の場合、病院勤務で新卒4月の総支給が24万円程でした。年間休日は120日以上です。
人間関係は、様々な職種と関わらなければならないので大変なこともあります。
職場選びに失敗して転職ということになっても、言語聴覚士という国家資格は消えませんし、当分は有資格者数も少ないので転職に困るということはないと思います。新卒1ヶ月で退職して転職したみたいな言語聴覚士も意外といるようです。
まとめ
・言語聴覚士がおすすめ
・2年間の専門学校もしくは大学で学ぶ。
・専門実践教育訓練給付金、教育訓練支援給付金を利用。