バルト三国・東ヨーロッパを一人旅 聖オレフ教会からの絶景と聖ニコラス教会の中世芸術「死のダンス」

Europe

さらなる絶景を求めてタリン旧市街を探索に。

「旅の家 タリンズ トラベラーズ ハウス」さんの高速WIFI環境を駆使していろいろと調べてみたら、タリン旧市街内にある教会の塔から旧市街を一望できるらしいという情報が。

昨日訪れた展望台からも見えていた、市街にある最も高い建物がその「聖オレフ教会」らしい。

13世紀にはすでに存在していた、ノルウェーの聖人を祀った教会。

その高さ故に何度か落雷で焼失したが1840年に修復され現在に至る。

ちなみに現在の高さは124mだが、落雷で焼失する前の15世紀の記録では159mの高さであったという。

当時、世界一高い塔だと言われ評判だったそうです。

さっそく僕も向かいます。

聖オレフ教会の入場料と営業時間は以下の通り。

<入場料>

教会は無料。

ただしオレフ教会の塔は2€。

写真撮影は可能です。規制は特にありませんでした。

<営業時間>

10:00~20:00

教会は年中無休

オレフ教会の塔は11月~3月は閉館。

<場所>


さっそくブロンドが美しい受付のお姉さんに2€を渡して塔に登ります。

 

階段が急で息が切れる。

なんか酸素薄くない!?

行き違いが困難な細い螺旋階段をせっせと登って行きます。

エレベーターはないです。(無慈悲)

ようやく登りきると、建物の屋根の縁部分に出ます。

心細い金網が周囲に張り巡らされているだけなのでいろんな意味でスリル満点。

でもそこに絶景はありました。

高所から見るとまるでファンタジーな街並みがミニチュアのようです。

昨晩に続いて絶景の素晴らしさが少しも伝わらない画像なのが残念。

写真を見て実際に行ってみたら「ショボくてがっかり」よりも写真ショボイけど「実際は絶景だった!」方が得した気分になるよね!

という言い訳をしたい。

タリン港。

フィンランドのヘルシンキからの高速艇や豪華客船が続々入港しています。

バルーン乗り場なんかもありますね。

僕は行きませんでしたが、バルーンもオレフ教会と同じ高さまで上昇するらしい。

バルーン・タリンの詳細はコチラ

<料金>

大人25€。

子供15€。

<営業時間>

8:00~20:00。

冬季と悪天候時は休業。

<場所>

オレフの石像

この教会には面白い逸話がある。

この巨大な教会を建設したのはオレフという名の巨人であり、当時世界一高い塔を建設して欲しいという市民の要望を受けそれを承諾する。

それと引き換えに彼は莫大な報酬を要求したが、自分の名前を塔が出来るまでに知る事ができたなら報酬は1ペニーでいいという条件だった。

市民は血眼で彼の家を突き止め、彼の妻が歌う子守唄から彼の名前を知る事に成功。

教会の塔に十字架を取り着け完成という仕上げ中だった彼に「オレフ!十字架が傾いているぞ」と叫んだ市民の言葉にショックを受け、足を滑らせて地面に落下。

ヒキガエルと蛇が1匹づつ彼の口から飛び出してすぐに体は石になってしまったという。

この巨人の死を哀れんだ市民は彼の名前を教会に冠することにしたという。

酷い!!!

なんだこの救いのない逸話は…

条件を出したオレフもオレフだけど。

市民がセコすぎて泣ける。

その時石になったオレフの石像が上の画像。

なんだかやるせない気持ちになったのでビールを。

事前に調べておいたバーで一休み。

「Hell Hunt」というエストニア語で「優しい狼」という意味の老舗バー。

なんか適当に頼んだらすごい事になったぞ。

フレンドリーな雰囲気で夜来ても楽しそう。

値段はちょっと忘れてしまいましたが、Beer Houseよりは全然安かったので大衆向けの値段設定でした。

昼間からビールを飲める幸せ。

プライスレス!

Hell Huntさんの場所はココ。

ほろ酔い気分で今度は旧市街で最も美しい通りのある「カタリーナの通路」へ。

石畳と石造りのトンネルがいくつもあり、まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたような気分。

場所はドミニコ修道院の近くにあります。

カタリーナの通路を抜けると高い壁が目の前に。

城壁跡のようで、城壁からも景色を眺められるみたいなので登ってみる。

オレフ教会見ちゃった後だと…ね…

ぶっちゃけ登らなくてもいいなんて言えない。

城壁の詳細はコチラ

<入場料>

1.5€。

写真撮影は可能。

<営業時間>

11:00~19:00

この城壁の通りは別名「セーターの壁」とも言われ、編み物を扱った露店が城壁に沿って軒を連ねています。

ハンドメイドで作られたかわいらしいニット製品がたくさん売られています。

明らかに大量生産で作られた感じじゃないのが遠目からでも分かる。

セーターの壁だけじゃなく、反対側のお店も衣料品のお店が軒を連ねているのでお土産にファッション関連の物を考えている方にはオススメの通り。

ハンドメイドで材質も天然素材を使っている物ばかりなのに安いものだと値段が10€~30€から買えてしまうので激安です。

日本の衣料品て有名ブランドでも平気で化学繊維使われていてお値段が数万円したりするので正直うらやましいですね。

1カ国目で衣料品のバイヤーになる訳にはいかないので、見てみたい絵画を求めて「聖ニコラス教会」へ。

日本とアジアでお寺ばっかり見てきたせいか、教会の雰囲気が新鮮でついはしゃいでしまう。

魔法陣みたいなタイル。

ほかにも宗教画や儀式に使う祭事品なんかも展示されてます。

そして僕が見たかった中世芸術の「死のダンス」を発見。

ベルト・ノトケによって描かれた様々な階級の人間が死とダンスしている「死は万人に平等」という皮肉めいた絵画です。

戦や疫病が蔓延していた15世紀にはこのようなコンセプトの絵画は多かったようですが、現存する物はほとんどないそうです。

この絵画も、あらゆる階層の人間が50人近く描かれた巨大な絵画だったようですが、7.5mの一部分を残してほとんどが失われてしまったようです。

時の権力者にも嫌われそうですもんね。

残った7.5mの一部分がこの聖ニコラス教会に保管されています。

権力やお金があっても科学的な裏付けのない医療しかなかった中世では死は平等だったのかもしれません。

しかし、お金さえあれば先進医療を受けられるようになった現代では死は必ずしも平等という訳ではないような気もします。

突発的な事故や戦争、その時の世相できっと変化するのでしょうが。

そう思えるのはきっと、争いの少ない先進国で生きてこられた証だと思うので、平和を維持してきた日本には感謝したいですね。

聖ニコラス教会の詳細はコチラ

<入場料>

3.5€。

撮影は可能ですが、フラッシュは不可。

土日は16:00からオルガンのショートコンサートも見られるみたいです。料金は入場料に含まれています。

<営業時間>

10:00~17:00

月曜・火曜・祝日は定休日。

<場所>

聖ニコラス教会を後にして、近くをうろついていたらスシバーを発見。

とっても秋葉原な感じですね。

日本のTV番組でも取り上げられてた「Sushi Cat」という有名店。

メイド服の現地スタッフさんがいっぱいいるらしい。

満腹だったのか、酔いが回りすぎて冷静な判断が出来なかったか結局立ち寄らずに宿に戻ってしまいました。

あの時の僕はまだ純真な少年だったようです。

今ならば、迷わず飛び込んでいるでしょう。

ちなみに場所はコチラで発見。

宿でラトビアのリガへ行く方法を調べ終えて自炊開始。

ジャガイモ安かったからポトフ。

エストニアの地ビールのSAKUビールで晩酌。

味は、ちょっとパンチが弱いですが飲みやすくてついつい飲みすぎちゃう。

値段も1€しないくらいだったかと。

ジュースよりもビールが安いってスゴイ。

今日一日中ビール飲んでた気がするけどそれはきっと気のせい。

タリン、愛してます。

本日の個人的ベストショット。

コメント

タイトルとURLをコピーしました