実体験をもとに答えて行きたいと思います。
今回の内容
①2年制言語聴覚士専門学校の学費について
②専門実践教育訓練給付金について
③1ヶ月の生活費について
④貯金してた金額について
2年制の言語聴覚士専門学校の学費について
勉強する内容や通う期間にもよりますが、2年制の言語聴覚士専門学校での実体験をもとに解説したいと思います。
ちなみに言語聴覚士はリハビリに関わる医療系の国家資格になります。
僕の通う専門学校の学費は入学金、授業料、設備費で2年間合計240万円になります。
さらに、教科書代、白衣、検査器具、実習の宿泊費などは別でかかります。
これらの金額は2年間合計すると約40万円ほどかかります。(かかりました)
なので、入学してみないとわかりにくいのですが
実際の学費は280万円程になります。
勉強していくうちに学校から推奨される書籍や器具を買ったりすることもあるので、
300万円くらいが目安かと思います。
専門実践教育訓練給付金の給付額について
この制度についてはこちらに詳しく知りたい場合はどうぞ↓
条件はありますが、この制度を使うと
僕の通う専門学校であれば、2年間で最大370万円程が支給されると記載されています。
僕は、この制度を使うのが初めてで、2年以上雇用保険の加入があったので利用できました。
実際もらえている金額については卒業までの半年分が支給されれば
2年間合計で310万円程の予定です。
給付のタイミングは
授業料を収めたタイミングでハローワークで申請すると支給される「教育訓練給付金」が2年間合計で70万円。
2ヶ月に1回出席状況をハローワークで申請すると支給される「支援給付金」が2年間合計で240万円になります。
なぜもらえる金額がブレているのかというと
「教育訓練給付金」は授業料の70%が支給されるもので、
「支援給付金」は雇用保険の基本手当の80%が支給されるものだからです。
「支援給付金」は努めていたときの給料が高いほどもらえる金額は大きくなります。
会社勤めしていたときの給料が激安の僕でさえ、
310万円程度の支給になるため学費はすべてまかなえてしまう計算になります。
つまり、貯金として必要なのは生活費だけでよいということになります。
条件を満たして利用できるのなら、絶対に利用したほうが良い制度です。
条件は雇用保険の加入年数といった個人によるものだけではなく、国から指定されている学校で学ぶ必要があります。
なので、学校選びをする際に専門実践教育訓練給付金の該当校になっているかは大事なポイントになるのではないでしょうか。
あと、この制度は追加給付というのもあり、
国家試験に合格し就職できれば28万円が追加で給付されますので、勉強に専念するのがよいと思います。
1ヶ月の生活費について
僕の場合は実家から通うのが不可能な距離だったので、学校近くのアパートに一人暮らしです。
1ヶ月の生活費としては以下になりました。
✓家賃:40,000円
✓光熱費:9,000円
✓通信費(スマホ・インターネット回線):1,4000円
✓食費:13,000円
✓任意保険:8,000円
✓健康保険:18,000円
✓1ヶ月合計 102,000円
貯金してた金額について
僕が用意した貯金は270万円です。
正直ギリギリのラインじゃないかと思います。
1ヶ月の生活費につかえるのが約11,000円ちょっとなので若干キツイですね。
ただし、僕の場合、学校からの補助で1年間家賃補助が24万円ほどあったので
実質1ヶ月12万円の生活費がある計算になっています。
理想は+50万円~100万円くらいあったほうが余裕をもって生活できるので
300万円以上を目安にするのがいいかもしれません。
あとは実家から通うなどしてコストを削れば300万円未満でも余裕で暮らせると思います。
まとめ
✓2年生言語聴覚士専門学校の学費は300万円程かかる。
✓専門実践教育訓練給付金は利用すると学費が全額まかなえる。
✓生活費は2年間で250~300万円は必要。
✓僕の貯金額=生活費は270万円。