結局、寝坊してもう一日をタリンを満喫した後にラトビアのリガへ。
事前に「Lux Express社」のWEBサイトからタリン~リガ間のチケットを予約していたので、朝一番でバスターミナルに向かいます。
チケットの価格は20€前後でした。
「Lux Express社」についての詳細はコチラからどうぞ。
宿泊していた旅の家さんから2.5km程の距離。
早朝、バスとトラムが走っているか確認が取れなかったのでタクシーか徒歩の2択。
3日間ゆっくり過ごして体調も全快なので、バックパッカーらしく徒歩で向かいます。
あいかわらず、治安は良いので早朝でも問題なさそう。
過信はよくないですが。
オレンジ色の文字が目印の平べったい建物がバスターミナルです。
バスステーションの場所はコチラ
エストニアのタリンからラトビアのリガまでは3時間程の移動。
グレードによっても違うようですが、僕の乗ったバスには無料のWIFIと席ごとに充電設備があったのでネットサーフィンしながら快適な旅路でした。
しかも無料のコーヒーマシンまで完備されていたので至れり尽くせり、コスパが良すぎませんかね。
もっとグレードの良いクラスのバスだと飛行機みたいに映画やら音楽まで楽しめるらしい。
ヨーロッパに来るまで、日本の交通機関って世界一だと思っていたけど、そんなことはなかった。
TVとかで日本スゴイスゴイ詐欺してるから勘違いしてたけど設備とかセルフサービス系はこっちの方が圧倒的に勝ってる。
逆に人対人のサービスや時間に正確だったりするのは日本の方が勝ってるんだろうけど。
やっぱり、実際に来てみないと見えない事ってあるなと思う。
と、たまには真面目に考えていたら、早起きしたツケが回ってきて爆睡してたらあっという間にリガに!
眠気覚ましに飲んだコーヒーで舌を火傷する始末。
ぐだぐだな感じでリガに辿り着きました。
リガのバスターミナル。
タリンと比べると洗練された観光地というよりかはアットホームな庶民的な感じで、治安も多少悪くなっているような気がしないでもない。
駅とかバス乗り場近くって治安がよろしくない事が多いから、たまたまかもしれませんが。
さっそくお世話になる宿「Tree House」を目指します。
今度は地元の美人姉妹が運営しているゲストハウスみたいなので、行く前からワックワク。
かつてないくらい荷物が軽かったのを今でも忘れません。
リガのバスターミナルから「Tree House」までの地図はコチラ。
タリンとは違った街並みのオシャレさ。
長い歴史の中で、ドイツやロシア、ポーランド、スウェーデンといった国の征服下に置かれていた事から、アールヌーヴォー、バロック、ロマネスクなど様々な建築様式が見られるので、建築に興味のある方にはたまらない街かも。
地理的な背景からヨーロッパ諸国とロシアを繋ぐ港町として栄え、その美しい街並みを称えてかつては「バルトのパリ」とも呼ばれていたそうです。
街並みもそうかもしれませんが、タリンと比べると街の雰囲気全体が明るいので、居心地は良さそう。
そして、美人姉妹に出会って確信しました。
ここは楽園。
ゲストハウスも綺麗だし、美人姉妹の笑顔が眩しい。
欲望の赴くままに、到着して10分後に延泊をお願いしたのは良い思い出。
そんな素敵な宿「Tree House」についてはコチラからどうぞ
荷物を置いて市街を軽くぶらつく事に。
オシャレストリート(勝手に命名)。
ゴシック様式の聖ヨハネ教会裏で見つけた憩いの場所。
極彩色の花と街並みがマッチしてますね。
ハンドメイドの民芸品やら琥珀製品の露天もたくさん出店されています。
物価もエストニアよりだいぶ安くなってました。
ブレーメンの音楽隊像発見。
こんなところにドイツ童話の足跡が。
実はリガってブレーメンと姉妹都市なんだそうです。
ドイツとは良い関係をが築けているのが伺えますね。
旧市街から新市街の方へも足を伸ばしてみます。
ひと際目を引く、「自由の記念碑」というモニュメントを発見。
1918年~1920年のラトビア独立戦争の戦没者の慰霊碑として建てられ、1940年のソビエト侵攻の際には解体が検討されましたが、市民が身を呈して守り、実行に移される事はなかったそうです。
1987年にはこの場所での国家独立運動の集会が行われ、3年後にソ連が崩壊した事で1991年には正式に独立を宣言、ラトビアの主権が回復しました。
このような歴史から、ラトビアの「自由」「独立」「主権」のシンボルとなっており、重要な式典はこの場所で行われる事が多いらしい。
モニュメント中央の基部にはラトビア語で「祖国と自由に」という文言が刻みこまれています。
まさにラトビアのシンボル!
今日もなにやら式典?卒業式?をしているようでブロンドの美男美女が溢れかえっていました。
さて、腹が減りました….
ラトビアの郷土料理が食べたい。
タイトルも回収しなきゃ!
ラトビアご飯を求めて適当にウロウロしてたら行列の出来る謎のレストランを発見。
「LIDO “Vērmanītis”」。
外観は別の日に撮影したものなので、雨降ってます。
店内の画像を取り忘れてしまったので、ざっくりと説明すると、
飲み物や出来あいの料理の横に値段が書いてあって、好きなものをお盆に乗せて、最後にレジで会計するシステムのセルフサービスレストランです。
セルフサービスよろしく
もう作り置きしてある冷たい料理ばっかりなんでしょ?
そもそもラトビアの料理あるの?
心配することなかれ、作り置きされているのはサラダやジュース、デザート系などで、メインディッシュや煮込み料理は厨房のシェフから直接受け取るので、出来たてホヤホヤの料理を頂けます。
もちろんラトビアの郷土料理も豊富に取り揃えられています。
僕が実際に注文した料理。
ラトビアってロールキャベツとかチーズ挟んで焼いたクレープとかビーツを使った料理がよく食べられているようです。
紫の塊はビーツのサラダ、ジュースは苺の果肉がゴッソリ入った苺ジュース。
盤石のラトビア郷土料理でかためてみました。
これだけ頼んでなんと7€!
僕、ココに住む!!
エストニアより物価が爆安です。
ケーキも美味しそうだし、コーヒーマシンもしっかりしてそうだったので調子に乗ってデザートも攻める。
たしか3~4€くらいだったかな。
この日は天気が良くて、テラスで街並みを眺めながらの食事は気持ち良かった。
天気がいいとテラス側が満席になるので早めに行く方がいいかも。
僕はここのロールキャベツ食べたくて滞在中、毎日通ってました。
ラトビアの郷土料理が食べられるオススメレストランの場所はコチラ。
宿に戻る帰り道、見てはいけないものをみてしまった。
ような気がした。
完全にス○レッチマン….。
オジサン完全に笑ってるやんけ。
宿に戻ってゆっくりしてたら、ドイツ、韓国、ニュージーランドからの旅行者と仲良くなり、みんなで夜の街へ。
ドイツから来た女の子2人が下調べしていたバーへ。
なぜか入場料を払って手にスタンプを押されました。
英語力がないのでされるがままですね。
たぶんバーというよりクラブだったみたい。
とりあえず生!は世界共通だった。
ちなみに英語圏での乾杯は「Cheers!(チーズ)」
みんなお酒強い強い。
みんな音楽に合わせてノリノリ。
日本だとこういう所あんまり行かないので、新鮮な体験。
思いがけず、半日でラトビアのリガを満喫できて、ラッキーな一日。
タリンも良かったけど個人的にはリガの方が好きかも。
食事とか人柄がスレてない感じがして。
15カ国旅行した現在でも、もう一度訪れたい場所のひとつですね。
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