バックパッカーにオススメの雨具はレインウェア
・両手が自由に使える
・コンパクト
という点を考えるとレインウェアが便利だと思います。
折り畳み傘だと片手が塞がってしまうし、混み合った場所では周囲の方に迷惑がかかります。
また、レインウェア自体がかさばらない素材を使っていることが多いので軽く、コンパクトに収納が可能で携帯も容易です。
僕自身もモンベルのレインウェアを愛用しています。
常にサブバックに入れていたので、アジア圏のように突然のスコールに見舞われるような場所や水場の世界遺産などへ出向く場合はとても重宝していました。
レインウェアの選び方
携帯性・収納性
これが僕が実際持っているレインウェアを収納したときのサイズです。
片手でほぼ収まるサイズで重さもかなり軽いので携帯するのにも最適です。
ですので、こうした収納するための袋が専用で付属しているものがオススメです。
全体の大きさはサイズや素材で多少異なりますが、旅行に持っていくなら収納したときのサイズも注目して選ぶのがよいと思います。
素材
以前トレッキングシューズを紹介させて頂いた際に少し触れましたが、GORE-TEXと呼ばれるアメリカのWLゴア&アソシエイツ社が開発した、
「水蒸気は通すが水滴は通さない」防水透湿性と呼ばれる性能を持った素材を採用したものがオススメです。
水滴よりもはるかに微細な穴が開いており、外からの寒気や水滴を防ぎ、汗の水蒸気を効率的に逃がす構造になっているため雨に強い防寒着として最適です。
また、合成繊維の衣類特有のムレ防止の効果もあります。
僕は、旅行以外でも富士登山などのアウトドアシーンでもGORE-TEX素材のレインウェアを使用していました。
元が薄いので、一枚で防寒対策するというよりは、中に何枚か重ね着をしていました。
寒い風が直接体に当たらない、動き回ってもムレずに快適に過ごせるので富士登山した際は本当に助かりました。
この素材を知ってからは、防水関連の衣服や靴にGORE-TEXが使われているのかは僕にとっての判断基準のひとつです。
縫製・つくり
縫製やつくりは継ぎ目に注意するのがいいと思います。
どんなにいい素材を使っていても継ぎ目の縫製の継ぎ目が甘いとそこから水が入ってきます。
ですので、ちゃんとしたものは縫製の継ぎ目にシームテープで補強されているものがほとんどなので、ここはちゃんとチェックするのがオススメです。
また、最初に継ぎ目自体が少ないものを最初に選ぶのも効果的だと思います。
サイズ
レインウェア単体で使用するのならジャストサイズで選ぶのもいいですが、
僕のように重ね着をするのであれば、すこしゆとりのあるサイズかワンサイズ上のサイズを買うのがオススメです。
GORE-TEX素材自体がムレ辛いので、大き目のものを買って重ね着でも使えるものを選ぶほうがコスパはいいと思われます。
モンベルのトレントフライヤー
僕はモンベルさんのトレントフライヤーを愛用しています。
先にあげた項目のどれも満たしているので機能性は十分です。
実際の使用感も15カ国の貧乏旅行やアウトドアシーンなどのタフな状況で使いましたが、十分快適に過ごせました。
携帯性・収納性
先に挙げた画像と同じですが、
収納は手のひらで握れるほどしかなく、多少カバンに無理矢理ねじこむことはできるので、かさばることはないです。
素材
もちろんGORE-TEX素材採用です。
縫製・つくり
モンベルさんの場合、スマートソーイングと呼ばれる技術を使用しています。
生地の縫い合わせの余分な部分を取り除くことで軽量化し、シームテープ処理を施して防水性を確保するというものです。
これをすることで、意図の縫い目が露出しないので、強度も高められます。
サイズ
僕はSサイズを使用しています。
身長が162cmで体重が50kg程度なので、Sサイズでも十分余裕があるサイズ間だったので、ワンサイズ上を買う必要がありませんでした。
重ね着をしてちょうどのサイズになるぐらいです。
オススメのレインウェア
機能だけではなくデザイン性は人それぞれ好みがあると思いますので、ここまで説明してきた要点を抑えているものであれば、快適に過ごせると思います。
自分にあったレインウェアで雨の日も楽しくいられるものをチョイスしましょう!
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