海外での交通機関
空港から宿泊先までのアクセスや次の目的地を目指す際にその国の交通事情を知っておく必要があります。
ヨーロッパならトラムと呼ばれる路上電車やアジアであれば、トゥクトゥクと言う三輪バイクタクシーと言った馴染みのない交通機関も存在します。
料金的には現地の人が良く使う交通機関を使えば安く移動出来る事を知っておきましょう。
語学力がなくても現地でスムーズにチケットを買う方法
ネット予約の場合、日本語非対応でも単語を調べながら自分のペースでチケットを予約できれば怖くありません。
しかし、場合によっては現地で直接予約しなければ次に進めない場合があります。
そんな時に役立つテクニックはコレだけです。
紙に英語で行き先の単語と出発日、時間を書いておく
例えば、
From Bangkok to Chiang Mai.(バンコクからチェンマイへ)
August.9.2016.(2016年8月9日)
Morning departure.(午前出発)
よほど要領の悪い係員でない限りは、詳細の時刻表を見せながら教えてくれます。
ちょっとした準備をするだけで、自分も相手も困りません。
飛行機
国内や隣国程度の距離でフライト時間が数時間程度であればLCCも検討するのも良いです。
格安航空券で世界へ飛び出そう!格安で予約する際の3つのコツ。
で紹介した航空券検索サイトを利用すればチケット予約できます。
飛行機移動の特徴
売り場:WEBサイト、現地旅行代理店など。
料金相場:5千円~3万円程度。
メリット:時間を大幅に節約できる。体力的に楽。
デメリット:料金が高め。LCCの場合チケット予約がややこしく、注意しないと追加料金がかかる。
バス
他の交通機関に比べて割安の割りには快適に移動できます。
長距離バスの場合、WIFIが使えたり、ヨーロッパだとコーヒーマシンとTVモニターが付いたバスなんてのもあります。
管理人は陸路大好きなのでもっぱらバスを利用します。
リトアニアの長距離バス
バス移動の特徴
売り場:WEBサイト、現地旅行代理店、バス停。
料金相場(一般):数十円~1000円程度。
料金相場(長距離):数千円~1万円程度。
メリット:料金が割安。私営バスも多いので料金とサービスの選択肢に多様性がある。
デメリット:長距離移動は体力的に辛い。
鉄道
場所によっては地下鉄も通っており、範囲は狭いが便利に移動できる。また回数券なども積極的に発行されている場合があり、1日券や3日券など使い方次第ではお得になる。
ハンガリー-クロアチア間の長距離鉄道
鉄道移動の特徴
売り場:WEBサイト、旅行代理店、駅。
料金相場(一般):数百円。
料金相場(長距離):数千円~2万円程度。
メリット:”世界の車窓から”を味わえる。
デメリット:長距離の場合、座席にグレードがあり一般的に1~3等がある。グレードによっては飛行機より高い。
ちなみに英語だと
first class ticket(1等席)
second class ticket(2等席)
third class ticket(3等席)
タクシー
空港や市内程度の小・中距離移動、公共交通機関が発達してない国に多い。1日チャーターなどの交渉が出来る場合もある。
タクシー移動の特徴
売り場:乗り場、直接交渉。
料金相場:数千円程度(私営が多い為、相場と距離にもよる)。
メリット:アクセスの悪い場所まで快適に移動出来る。
デメリット:ボッタクリや詐欺、トラブルに巻き込まれやすい。
乗る前の注意点:最低でも、安全なタクシー業者を調べておく、乗車前にメーターを使うように言い含めておくぐらいはしましょう。
英語では
Could you use the meter?(メーターを使ってください)
トゥクトゥク(三輪タクシー)
先進国ではあまり見かけません。基本的に交渉はタクシーと同じですが、メーターがないので行き先を告げてからの料金交渉になります。
相場を知らないと騙されますので、事前のリサーチか現地で何人かと交渉して相場を掴む必要があります。
タイのトゥクトゥク
トゥクトゥク移動の特徴
売り場:乗り場、直接交渉
料金相場:数百円~数千円程度(運転手の拘束時間と距離次第で変わる)
メリット:タクシーよりは安い。
デメリット:空調設備がなく、乗り心地も良くないので長距離では辛い。
トラム(路上電車)
ヨーロッパなどでよく見られる。一般市民の足として親しまれており、回数券の種類も豊富でかなり便利に利用出来る。プリペイドカードに料金をチャージして使う国もある。
エストニアのトラム
トラム移動の特徴
売り場:鉄道駅構内、乗り場近くの販売機
料金相場:数百円程度
メリット:地下鉄と違って現在地を把握しやすい。観光都市ならば路線も多く、回数券も充実しているので割安で移動出来る。
デメリット:混雑しやすい。路線が複雑で慣れが必要。郊外までは走っていない。
終わりに
あまり馴染みのない交通機関にチャレンジするのも旅行の醍醐味です。
最初は事前に調べていてもドキドキしますが、1回乗ってしまえば案外カンタンです。
折角なので、日本では乗れないような珍しい交通機関にもトライしてみましょう!
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